pu-log’s diary

たくさんの物語と出会うことを今年の目標とする。

230129~の出来事

1/29(日)

月曜からの弁当の仕込みと、朝食用のパンケーキを作成。寒さはゆるんだものの、今日も雲天ときどき雪がちらつく。こんな日は家にいるのが一番。kindle unlimitedで漫画を読む。

鈍色のカメレオン (1) (角川コミックス・エース)
「踊る千年家族」作者による復讐もの。この作者さんほんとストーリーも絵もうまいんだ。もっと有名になってほしい。
CST'S EYE 1巻
1980年代ジャンプ作品を読むと、今の子どもたちがいかに幼いかを実感する。末っ子・愛がキュートで可愛いことに気づいたのは年を重ねたからと考えると、キャッツ・アイが何年たっても色あせない理由もわかる。
荼吉尼 -ダキニ-【大合本版】 全巻収録 (オフィス漫のまとめ買いコミック)
哀愁ただよう物語を紡がれる穂実あゆこ先生のロマンホラー。読書感は今で言う「エモい」なんだけど、そう言いたくない私がいる。
銀の鬼1巻
鬼の十年(とね)と少女・ふぶきのラブストーリー。十年は三白眼イケメンのはしりだと思うんだ。子供のころに読んだこの作品が個人出版の形で続いていたことは素直にうれしい。

サブスクリプションは私のような貧乏人にとってありがたいサービスだが、創作者の方にとってはどうなのだろうか。そう思って調べてみたら、unlimitedは1ページ読まれるごとに0.5円(変動有)出品者に入る仕組みらしい。200ページの作品なら100円、おいおいamazon、月に10冊利用されたら持ち出し発生するんじゃないの。1人の読者からの収入には上限があるようだが、出版社としてみれば動きのない作品は読み放題にしたほうが収入が見込めるわけか。出品者=出版社の収入が創作者に分配されるのかはわからない。読者としては渡っていてほしいと願う。そして、これからも気兼ねなく読んでいいことがわかった。

1/30(月)

月曜日から徒歩通勤。定年まであと何回、吹雪の中1時間歩いて勤労の義務をこなさなければならないのか。それにしても、2023年の目標として毎日何かしら書くようにしているが、読み返すと雪のことしか書いていない。職場と家の往復しかしていないのだから当たり前か。
神々の山嶺
アマプラでアニメ「神々の山嶺」を視聴。2022年7月公開の作品。感動した。こんなに没頭してアニメを見たのはいつぶりだろう。

ある登山家の遺留品をきっかけに、愚直なまでに山へ挑み続ける羽生と、羽生の軌跡を追うカメラマン・深町が出会い、人生をかけ共に山へ登ることになる。「なぜ挑むんだ、長谷は死に、競争は終わった」「お前はなぜ俺を追ってきた。雑誌の写真のためか、それとも記事を書くためか、違うだろう。一度山を覚えたらとりつかれる。そういうものだ」、エベレスト登頂前夜、二人が静かに言葉をかわしたシーンがささった。そうか、深町は羽生の生き方に感銘を受けたのだと思っていたが、突き詰めれば彼も山にとりつかれた一人だったんだ。

胸が熱くなるドラマに加え、クライミングが命がけの行為であること、山のすばらしさより危険であることのほうが大々的に描かれていて、その点にも好感が持てた。足を滑らせザイル1本で体を支える場面は、本気で血の気が引いた。身がすくんで硬直してしまった。もはや山が舞台のシチュエーションスリラーだ。

ラスト、羽生の選択は納得できたし、そうなる予感が深町にはあったと思う。すがすがしい余韻の残る、いい結末だった。意外にも海外の人が映画化してくれたんだね。変に手を加えて感動の押し売りをしないでくれてありがとう。

1/31(火)

1週間ぶりに車で通勤。今日は晴れの一日だった。ガンゴにこびりついた道路の雪も、いくぶんか溶けただろう。雪がふらない地域の人は、雪国の人は雪かきが大変だよな、と思うだろうが、問題は別にある。雪を捨てる場所がないのだ。置き場所に困るから降らないでほしい、捨てられるならいくらでも雪かきする、というのが私の周りの声である。ただし、これは平野部の意見であって「今年はまだ2mしか降っていない」と言う豪雪地域はまた別の話。

蜜果 3【単行本版(特典付き)】 蜜果【単行本版】 (from RED)
「蜜果」の続編決定をakabeko先生のツイートで知る。何だと、いや嬉しいのだが雑誌の購入をガマンするとつい先日宣言したばかりなのだが。

火曜日はダンダダンの更新日。なんだなんだ、修行回かと思ったらラブコメ回じゃないですか。ほんと毎週毎週おもしろい。おもしろくない週がない。今もっとも読み返している漫画はダンダダンと言えるほど、ここ数年ずっとおもしろい漫画である。なぜにもっとこの漫画がしゅごいにならんのかねと考えると、やっぱみんな同じ顔だからかしらね。。。

ドクター・スリープ(字幕版)
アマプラで「ドクター・スリープ」視聴。「シャイニング」で三輪車をこいでいた、あの無添加の子どもがアル中のくたびれたおじさんになっていた。しょっぱなから前作のことは忘れてくださいと宣言された気分であるが、その宣言どおり、内容は中二の私が喜ぶ人外とのESP対決をメインとしたエンタメホラーだった。

おそらく見た人全員が思ったことだろう、シャイニングの続編である必要はない、と。超少女アブラのサポートはダンでなくともいい話だし、ホテルなしでも問題は解決する。まあ好きな作品の登場人物が活躍している姿を見ることができるだけでファンは幸せだし、キングとしてはサービスのつもりで書いた作品なのかもしれない。ちょいちょい思い出のシーンが挿入されたり懐かしい面々が登場したりすることもあり、2時間30分退屈せずに楽しめた。

2/1(水)

トンネルを抜けると、そこは雪国だった。満点の星空を見上げた翌朝窓を開けると、10cm以上雪が積もっていた。シチュエーションとしては似ているが、心情はまったく異なる。こちとら絶望しかないのである。いつの間にかしんしんと雪が降り積もっていることに気づくと、雪国の人間は「黙って降った」と言ってカンカンになる。これから降りまーす、と宣言するのは無理だろうが、予感させてくれれば心構えもできるし諦めもつくんだ。いつの間にか積もるのにはちょっと異議を申したいのである。大雑把に雪国とくくったが私の周りの人間だけかもしれないし、豪雪地帯の人は降ることを前提に暮らしているから、こんなことで愚痴っている時間があったら手を動かせと怒られるかもしれない。

気温は高く、これからの予報は雨である。残雪は少しの雨で解けるような量ではない。水分を含んで重くなる前に、勤務開始までの時間を利用して駐車場の除雪作業を行う。どけようとしている雪を平然と踏んで固めていく車、度し難し。


けっこう節約しているぞ、と思い電卓をたたくと「嘘でしょう」という言葉しかでてこない。もちろん、マイナスの意味である。毎日買い物するわけでもないのに何に使っているんかいなと考えたが、16袋入り税込440円、おそらくホシはコーヒーだ。平日毎日2杯×5日、休日はもっと飲むから週に1袋以上消費している。コーヒー代だけで月2,000円使っているわけだ。タバコも飲酒もしない私の唯一の嗜好品として無頓着でいたが。。。これは粉で入れるようにするべきなのか。

2/2(木)

「男同士なのに迫られて、その後」、このたぐいの広告は必ずクリックしてしまうので、企業の方は広告を作る際の参考にしてほしい。
キャンディトラップ~スパイの仕掛けた恋の罠1 (Blue&)

そんなことより仕事でよけいな気をまわして、疲れた。二度と余計なことはしないぞ、言われたことだけするぞ、と今思っても数日後にはまた余計な気をまわして自己嫌悪するんだろうなと未来予想。

そんなことより令和4年医療費のお知らせが届いて、いくら使ったのかを知った。いくらだと思いますか。

正解はろろろ67万円。もちろん個人負担はそのうちの3割。理由はわかっている。手術+入院だ。それだけではなく、手術前の通院でもかなりの医療費がかかっていた。

手術と言えば、痛み止めの話がある。喘息持ちは、痛み止めの座薬が使えないらしい。アスピリンで喘息が誘発されるおそれがあるそうだ。そうなると注射で散らすしかないわけだが、打つ場所は腕か、臀部である。優先順位は臀部→腕である。これまで腕以外に注射を打ったことなどない私は何とか座薬でと懇願したが、もちろん聞き入れられなかった。お尻に注射なんて絶対無理、せめて腕だわ、ないわー、ケツ注射ないわー。

もちろんフラグ。夜、あまりの痛みに眠れず、自らケツを差し出した。

2/3(金)

除雪車がこない。ここ数日は比較的気温が高く、凍り固まっていた道路の雪も溶けてグズグズになっている。掘るなら今がチャンスなのに、どこを走っておられますの。車輪が設置する部分だけ雪がとけ、そうでないところは高く残ったままなのです。腹すっているんですが、対向車とすれ違うときにタイヤとられるのですが。除雪状況マップなるものがあることを知り、確認する。市内ほぼ除雪してねえ笑 降雪から何日たったと思っているのですか、明らかに間に合っていないじゃないですか。ああ、だから去年と同じくあきらめたんですね。

輝ける闇 (新潮文庫)
開高健「輝ける闇」読了。感想は長くなったので別にした。ルポの気分で読み始めたらなかなかに重くて大変だった。次は深く考えず読める本にしよう。。。

2/4(土)


楽天で買ったヘッドホンが壊れた。ヘッドバンドの可動部がもげかけている。どうりで少し前から頭が痛いと思った。購入してから半年も使っていないのに3,500円さようなら。こんなことなら最初から日本製を買っておけばよかった。

つーことで、安心と信頼のSONY製ヘッドホンを購入した。K's電気を2か所まわったのだが、一軒目は5,000円で売っていて、二軒目は同じ商品が入れ替えのため4,000円で現品限りとなっていた。え、これってアリなの? 最初の店で買わなくてよかったよ。

CUBE 一度入ったら、最後
アマプラでリメイク版「CUBE」を見る。本家とまったく同じにしても仕方ないとはいえ、これ、CUBEである必要ないでしょ。今週こう思うの2度目だな。

パズルギミックと閉鎖空間で人間が狂気に支配されていくのが面白い映画なのに、感動ドラマにしちゃっているしYO。罠の発動が都合よすぎたり最も大事な3ケタ数字の扱いがおざなりだったり、CUBEのルール二の次になっているしYO。なんで心情に合わせて部屋の明かりが都合よく明滅するんだYO。評価が微妙なのも納得できちゃうYOな映画だった。

CUBE設定のお蔭で序盤の導入がスムーズだったことと、サスペンスのテンションで退屈しなかったことをプラスとすると、普通かな! ヒマする場面がないし、本家を見たことがない人は楽しめると思う。ただ、本家未視聴だと情報が少なすぎてラスト謎のまま終わっちゃうかも。CUBEてのはただのトサツ場ではなく、極限状態に人間を閉じこめるとどうなるのかの実験場てことで。