pu-log’s diary

たくさんの物語と出会うことを今年の目標とする。

20230807~の出来事

8/6(日)

◇データ整理
長らく放置していた自炊データの整理に取り組んだ。1年前の引っ越しの際、PCに取り込んだまま放置していた漫画の表紙だ。角度を調整して、余白をカットして、リネームして保存。そのあと単行本に差し込む作業もあるわけだが思いのほか修正する画像の量が多く、そこにたどり着く前に力尽きてしまった。物事を後回しにするってさ、その物事がなくなるわけじゃないから結局はやらなければならないのに、何であとにまわしちゃうかね。聞いてるかい、1年前の自分。
 

8/7(月)

amazonみんなで「応援」プログラム
www.amazon.co.jp
お金ではなく物資、しかも先方がほしいものだからはずれもない。こんなにいいサイトがあったなんて知らなかった。
 

8/8(火)

◇落ち着かない火曜日
明日から2日間出張。泊りがけでの出張が年に1度あるかないかのせいか、そわそわして落ち着かない。たかが1泊だし、忘れ物があったとしても今はコンビニで何でもそろう時代だ。それでも準備のことを何度も考え、持っていくものを反復してしまう。頭でわかっていても気持ちが追い付かない状態とはこういうことを言うのだろうか。
 

8/9(水)

◇県外へ出張
朝から新幹線で一泊の出張。出張先は雨の予報。荷物になるのがいやで傘をもたずに出てきてしまった。

新幹線はいつもの繁忙ぶりをとりもどしており、早めにホームへ向かったにもかかわらず自由席の乗車口にはすでに行列ができていた。あきらかなサラリーマンのほか、帰省なのか観光なのか、大きめのキャリーバッグを持った人がよく目に付く。そのような混雑ぶりでも始発なのが幸いし、3列席の窓側を確保することができた。

乗車口を目指し足早に歩く人々や、構内のところどころに差し込んでいる強い日差しを眺めながら発車を待っていると、強い香水の匂いで鼻を殴られた。横目で確認すると、すらりとした長い脚の男性が通路側席に座っていた。よほど背が高いのだろう、ひざが前座席につくかつかないかの位置まである。服装は若い感じだがカジュアルではない。ちらと確認した限り、顔もいいようだ。早速スマホをせっせといじり始めた様子を見て、心の中で勝手にホストと命名する。見た目のよさについては様々な議論があるが、顔がいいことで許されたり優遇されたりすることだってあるわけだから、生まれながらにして人生のアドバンテージを握っていることは間違いない。座っているだけで勝者のオーラを発しているこいつは自分の価値を知っていやがるな、と勝手に決めつけ勝手にねたむ。

匂いに慣れるか、慣れないかしているうちに新幹線が発車。次の駅、次の駅にとまるたび、どやどやと人が乗り込んでくる。だが、真ん中の席は一向に埋まらなかった。ホストの長すぎる足がバリケードとなり、けだるげな雰囲気が無言の圧になっていたからだ。しかし、私は見てしまった。彼が長すぎる足をきちんとそろえ、少し斜めにして人が通れるよう配慮していたのを。何てこったバカヤロウ、第一印象がよくなかったせいか、よく考えれば何てことない当たり前の気遣いで好感度が爆上がってしまった。見た目と雰囲気で人を決めつけてはならない、そのことを目の当たりにし、大いに自省した。

降車駅までの道のりはさほど長くなく、旅路にあわせてチョイスした一冊「深夜特急」を1/4ほど読んだところで到着した。さて、降りる準備をするかと通路側に目を向けると、イスに深く沈みこみ、長い脚を投げだした姿勢で安眠するホストがいた。彼の属性が善人であることを目撃してからさほど存在を気にもしていなかったのだが、そのスキにスリープモードへ移行していたようだ。そういえば出発時にぐずっていた子どもも、いつの間にか無言になっている。子どもと同じレベルで眠るなんて可愛らしいことしたら、また好感度が上がってしまうじゃないの。まあそんなことはどうでもよくて、私はどうしてもここで降りなければならないのだよ。立ち上がり中腰で手をチョップにしつつ、すみませんと控えめに声をかける。まったくの無反応。すみません、先ほどより大きな声を出してみたものの、ホストはぴくりとも動かずバリケードは一向に解除される様子がない。さっきの足を斜めにした気遣いを早く私にもお願いしたいのだが。もたもたしているうちに駅が近づき、減速が始まった。やむをえん、ここは強行突破するしかあるまい。長い脚にどつどつと遠慮なくぶつかりつつ、私は座席をあとにした。これで彼には普通の人だと思っていたけれど顔がよくて性格もいい僕たんに嫉妬で八つ当たりするクソ意地の悪いクソババアと記憶されただろう。

駅に降り立つと、湿気を含んだ生暖かい風がまとわりついてきた。地面の様子からするに、朝方くらいに雨はやんでいたようだ。駅構内のモスバーガーで早めの昼食をすませる。バーガー、オニポテ、シェイクで990円也。いつの間にかファーストフードもぜいたく品になってしまった。食後はのんびりしていたかったが混雑してきたため、少し早めに店内をあとにする。駅から発車するバス乗り場につくと、先に2人待っていた。後ろに並ぶと、ちょうど立ち位置あたりに吐しゃ物のあとがあった。たとえ掃除がしてあっても私はこういうのが気になる人である。ツイてない。

ここまで書いてはたと気づいたのだが、ひょっとして私は人をジロジロ観察している気持ち悪い中年なのではないだろうか。いやそんなあからさまに見ていないけれども、盗み見てすみません。

そんで、仕事自体は何てことなく終わり、夜の会食で地元おすすめのお土産を聞いたのち、ホテルへ向かう。
 

8/10(木)

◇ビジネスホテルのランク
このたび一泊したビジホが久しぶりの驚き物件だった。料金は朝食込み8,500円。安すぎるビジホは清掃面で不安があると思いこちらを選択したはずなのに、地元の1泊6,000円以下ビジホより清潔感がなかった。

・シャワーカーテンの生乾き臭が許せないレベル
あわせて浴槽内もなぞのヌメリがあり、お湯をためるどころの話じゃなかった。気にし始めたら最後だと自分に言い聞かせ、速攻でシャワーをすませる。このレベルならファッションホテルのほうが清掃行き届いているぞ。ちなみに、同じホテルの別部屋にとまった人は部屋中生乾き臭がしたそうだ。
・エアコンの温度調整がしんでいる
一定温度になったにもかかわらず自動調整がきかない。しかも、ベッドに直接風がかかる位置に設置されているから気を抜くと凍死する。寒いからと言って真夏にOFFにするわけにもいかず、ただでさえ慣れない枕で浅い眠りを繰り返した。
・電球が切れている
明度調節ができない、かつ全灯か全消の2択しかないのは仕様として許す。ただ、電球のチェックはしてくれ。全部付けたのに暗いなと思って天井を見たら中心箇所の1つが切れていて、終始薄暗い部屋で過ごすことになった。
・とにかく清潔感がなくて落ち着かない
ベタベタする説明カード、ランプシェードに謎のシミ、ヌルつきの残るシャンプーボトル、備品に極力さわりたくない。特にシャンプーボトルの拭き残しは、この宿泊費であり得ない。

口コミ☆4.2? うそだろ? そういう意味で貴重な体験だった。どこのホテルだったかは、ほとぼりが冷めたころ書こうと思う。
 

8/11(金)

◇今日から夏休み
出張の疲れがとれず、1日ゴロゴロして終わった。いつからか、こういう休み方をしても、もったいないと思わなくなった。何もしないことこそ贅沢だと感じられるようになったのは、もてあますエネルギーもない成熟期を過ぎつつある年代だからだろうか。

労働は受動的だと苦役、能動的だと努力になるのだそうだ。聖書では神様がアダムに与えた罰が労働、エバに与えた罰が陣痛らしいけど、現代ではエバも労働せい言われているわけだから、陣痛は免除したげてもいいんじゃない。
 

8/12(土)

◇実家がコロナ
お盆休みどうしようかな、と考えている最中、姉がコロナに罹患したとの知らせが入る。ついに我が一族にもコロナ感染者が出たか。よく頑張って耐えてきたほうだと思う。私も県外に行ってきたし、経過観察中の行動に配慮しないとだ。