pu-log’s diary

たくさんの物語と出会うことを今年の目標とする。

20231001~の出来事

10/1(日)晴れ

◇おばあちゃんに会いに行く
田舎にひとりで暮らしている父方の祖母に会いに行った。最後に会ったのは父との冷戦突入前だから18年くらい前か、20年はいっていないと思う。私も本当の意味で大人になり、近年父との歩み寄りを何とか果たしたわけだが、それからもタイミングが合わなかったりコロナ禍に突入したりと、なかなか行くことができないでいた。そんで今年、やっと普通の暮らしが戻ってきたところで顔を見に行くことにしたってわけ。子どもの頃よくしてもらった恩を思えば、このまま会わずにいるなんて不義理はよくないよな。

久しぶりに会ったばーちゃん(96)からは、さすがに誰か忘れられていた。それは別にいいのだが、なんか家の中が汚い。台所に山積みなっている新聞、部屋の隅に寄せ集められた雑多な書類と衣類、ボロボロの畳の上にヨレヨレのタオルが敷いてあり、その上に彼女はちんまり座っていた。身体が言うことをきかないと細かいことが面倒になってくるというが、年を取るとはこういうことなのか。あちこちほこりっぽいのだが、特に天井に近いところが廃墟でしか見ないほこりのたまり方をしている。もう腰が90度に曲がっているから届かないというのもあるし、視野が狭くなって気づけないというのもあるのだと思う。行政に高齢者宅のお掃除サービスはないのだろうか。一緒に行った父からは人さまの家に手出しするなと言われ、仕方ないから見なかったことにして帰ってきた。

父方のばーちゃんなんだけどさ、なかなか複雑な家庭で4人兄弟のうち、ばーちゃんの実子は末子だけなの。後妻さんなのね。だから父とも私とも血は繋がっていないんだけどさ、物心ついてから暮らすようになった父は、心からは母と思えず成長してきたらしい。私は血のつながりより過ごした時間が大事だと思っているけど、こればかりは人それぞれだからね。父は長男なんだけどさ、じーちゃん早くに亡くなってばーちゃんだけになってから、親戚から実家のことは四男にまかせて、お前は家に近づくなとさんざん言われてきたらしい。それが深層心理に深く刻まれているせいかもしれないけど、ばーちゃんのことは四男に遠慮が出て、自分は余計な手出し口出しできないのだと、このたび初めて父の本心を聞いた。あなたもいろいろあったのですねと寄り添ってはみたけどさ、四男いま県外にいるんよね。そっちに家持ってんのよ。てか県内にいるの父だけで他みんな県外出てんの。何かあったらあーたが動かなきゃならんでしょと言うのだけど、父は父で年寄りだからかたくななところもあって、いろいろ難しい。
 

10/2(月)くもりときどき雨

◇注文品をキャンセル
先日、楽天で購入した商品がなかなか届かずメールを確認したら、入荷待ちのお知らせがきていた。もちろん買うときにそのような表示はなかったし、明細にも記載はなかった。それでいつごろ入荷するのか問い合わせたところ、あちらさんの受注明細画面と思われる画像を添付したうえで1,2週間かかると言われた。そこのステータスが「入荷待ち」となっていたから添付したのだろうが、もちろん購入側では見ることのできない画面だ。しかも1,2週間て、7日間の開きはけっこう大きいと思うのだが。

そこで事後連絡となり申し訳ございません、の一言でもあれば待つ気にもなったが、入荷待ちって書いてあったよね? と言わんばかりの態度にむかちーんとなり、別のところで買うとキャンセルを申し出た。そのときも侘びの一言もなく、処理しましたの言葉だけだった。気の利いたところだとまたの機会にご利用くださいくらい言ってくるんですけどね、とても残念な中の人だった。
 

10/3(火)晴れ

◇また会えたね
契約している駐車場に今年もツマグロヒョウモンがやってきた。雨がまったく降らなかった今夏、干上がって茶色くなった野スミレを見て彼らのことを思い出していたのだが、自然というのはすごいね。秋雨の潤いで復活したスミレを目ざとく見つけ、卵を置いて行ったのだ。

毒々しい見た目だけど害はなく、手で触るとトゲの部分がやわらかくて、その意外性に最初は驚いたものだ。ただね、この場所は屋根がないからサナギになっても雨をよけることができず、そのまま命を終えてしまう個体が多いんだ。手を貸したくなってしまうけれど、以前それで苦い思いをしたこともあるからね。これも運命と今回は見守ることにした。でも、壁際から離れて歩いている個体を戻すくらいはいいだろう。車がくるよ、あぶないよ。
 

10/4(水)晴れ

◇呪術廻戦24巻発売
すでにネタバレで五条がどうのと騒がれてっから流れは知っていたけれど、あまりに急展開過ぎ。ちんたらしていた死滅回遊は何だったのか。
呪術廻戦 24 (ジャンプコミックスDIGITAL)
虎杖という檻を抜け出し恵に宿替えした宿儺。堕天(宿儺)滅殺を悲願としていた天使の猛撃をあざとくかわし、宿儺ファンクラブ会員1号の万(よろず)相手に肩慣らしといきますか、以下続く。23巻と比べるとバトルが少なくてちょい物足りなかった。これから始まる絶望がどれほどのものなのかわからないが、五条を最強にしすぎた件で作者も勉強しているのか、いくつか策が忍ばせてある雰囲気は感じる。呪術廻戦だもの、虎杖がハイパー強くなる程度の単純な話で済ませるわけないですよね。たださ、いい人ほどあの世にいく漫画になってきた気がして、あたしゃ先を見るのがこわいよ。おにいちゃんは生き残ってほしい。
 

10/5(木)雨

◇ちょっと落ち着けい
昨日の帰り、ツマグロ幼虫の様子を見たら逆さになってサナギ化の準備をしている個体がいた。朝、どしゃぶりだったからおそらくそやつは息絶えただろう。駐車場に到着して車を止める前から、歩き出している個体が複数目に付いた。のんきにお散歩しているとひかれるぞ。そのままだとつまみにくいから、木の枝でつんつんして丸まったところを捕獲、葉のおいしげったスミレの上に落とす。つんつんしてもまるまらない個体もいて、こんなに小さくても性格の違いがあるのだな、と感心した。ひっくり返すと足がたくさんあって、まさにキャタピラー。びっくりするとウンチをもらすのは人間も虫も同じだ。
 

10/6(金)晴れときどき曇りまたは雨

夏タイヤてこんな高かったっけ?
仕事が終わり、ラーメンを食べていたら服に汁が飛んで油じみになってしまった。このあとイオンに行くつもりだったが、人の多いところへ行くのがためらわれるくらいの目立つシミになってしまったため、予定を変更し近いうちにと考えていたイエローハットへ向かうことにした。側面にヒビが入り始めた夏タイヤを買い替えるためだ。

とはいえ、車に関してはまったく興味もなく、走ればよいという考えの私である。店頭に積んであるラインナップを眺めてみたものの、どのタイヤがいいなどとわかるはずもなく、店員におすすめを尋ねる。予算は3万円だ。キャッシュバックキャンペーン中の広告に期待をしながら店員が金額をはじき出すのを待つ。カタログをめくり今ご用意できるのはこちらです、と提示された見積もり額を見ると、工賃込み45,000円。同ランクのブリヂトンにすると68,000えん。人間の脳は予想外のことが起こると本当に機能を止めるんだな、頭が真っ白になって言葉を失った。気を取り直してキャンペーン中じゃないのかしらと尋ねたら、値引きでこの金額との回答。いま履いているタイヤと同レベルでなければもっと安いものもあるらしいが、車を購入してから7年間、一度も買い替えをしない私である。この先7年使うことを考えると安かろう悪かろうよりは、それなりのものを履いたほうがよいのではと結論付け、45,000円のタイヤでおねがいしますと力なく店員に告げた。

思い付きで入店して、これからすぐ作業できます、と言われて流されるままにホイホイ買ってしまったが、本当によかったのだろうか、もっと他も見て慎重に検討すべきだったのではないか、金を払ってからもモヤモヤが晴れず、暗い気持ちのまま作業を待つことになった。新品というのは何でも心躍るものかと思っていたが、予想以上の出費をしてしまったあとはそんな気分にもなれないことが分かった・・・。
 

10/7(土)晴れ

◇不運が重なる日
昨日のタイヤ購入でミソがついたのか、小さなツイていないが付きまとう。早朝、地面が乾いていたから歩こうとしたら外に出てすぐ雨がふってきたり、サイズだけ確認してズボンを購入したらお尻、というか腰がパツパツで落ち着かなかったり、昼に回転ずしに入ったら案内されたテーブルとイスに汚れが残っていて自分で拭くはめになったり、テープでスソ上げをしたらうまくくっつかなかったり、新米であることを忘れて普通の水量でご飯を炊いたらおもちになってしまったり、宅配便が指定時間を無視して届けられたり、夕飯に豚バラで冷しゃぶ作ろうとしたらチューブニンニクの期限が3か月前に切れていたり(まあそれは見なかったことにして使ってしまったのだが)、とにかく細々とツイていないと思える事が続く一日だった。一番ショックが大きかったのはご飯だ。柔らかいご飯は苦手なのに、1週間分まとめて炊いてしまった。