pu-log’s diary

たくさんの物語と出会うことを今年の目標とする。

20230827~の出来事

8/27(日)

◇部屋の模様替えを開始する
自分で運ぶことのできないものは置かないようにしなければ、と考え始めたらいてもたっても居られなくなった。幅140cm×奥行60cmのパソコンデスクの撤去を最終目標に、周囲のレイアウトを変更することにした。予算は2万円。

まず、机の下に置いたカラーボックスの撤去から始める。
雑誌類は楽天で見つけたこのケースに移動して押入れにぶちこむ。

サイドデスクも実はめちゃくちゃ重くて、引っ越しのとき持参したのを後悔したほど。
足腰絶たなくなる前に処分しなければ。
かわりに細々したものを収納するキャスター付きのプラケースを購入。

木製の家具はかわいいし作りも頑丈だけれど、やっぱり重い。
他人を頼れない身としては見た目より現実が大事なのだ。

このパソコンデスクを購入したのは1年前なのだが、当時から終活のことを考えていたはずなのに何で手を出したのかわからないほど重い。まあ、当時はオンラインゲームまだまだ遊ぶつもりだったってのもあるか。そうするとモニター複数置くことになるから、ある程度広さが必要になるのだ。ここ1年でオンゲもういいやと思えるようになったのは、良い意識変化かな。若いころならともかく、年寄りは時間と金だけ奪われて本当に何も残らない。

サイドデスクとカラーボックスは車で運べるし、処分場へ直接持ち込みする予定。たぶん80円くらい。
 

8/28(月)

◇めまいの予感
ここ数日、おさまっていためまいの予兆が出るようになった。くらっとするだけで長引くことはないが、以前が以前だけに不安がつのる。念のため、片付けていた薬を手の届く場所へ移動する。

キャスト・アウェイ
キャスト・アウェイ(吹替版)
アマプラで視聴。今回で2回目、1回目はだいぶ昔に映画館で視聴した。記憶もあやふやだったおかげで新鮮な気持ちで楽しむことができた。無人島でのサバイバルやトムの徹底した役作りが印象に残っていたが、あらためて見ると飽食社会へのメッセージも込められた、とても深い人間ドラマだった。感情が動かされたのは無人島から帰還した後ね。自分が不在の間に起こったさまざまな変化に対する主人公の心情が、表情だけで伝わってきて切なくなるのよ。

恋人だけではなく、それまでの価値観とか人に対する信頼感とか、すべてを失ったかのように見えたけれど、最後は希望を感じるラストで救われた。絶望と孤独でしかなかった漂流が、地上では何ものにも縛られない自由という形で示されていたんだ。主人公の晴れ晴れとした顔といったら、トム・ハンクスやっぱり演技うまいわ。主人公すごくいいやつだし、どうか幸せになってもらいたい。

エンドクレジットで監督がロバート・ゼメキスだと初めて気づく。どうりではずさないわけだ。
 

8/29(火)

◇プラ収納が届いたぞ
頼んだ早々に収納ケースが届いた。同日に頼んだオートミール4袋と合わせてけっこうな重量だったからか、ヤマトの配達員さんが玄関先まで入れてくれた。最近異性に優しくされることがないからか、私はこういうちょっとしたことでキュンとしてしまう。先日もビルの出入り口にある手押し扉にて、向かい合ったサラリーマンの方が扉をあけてどうぞ、とレディファーストしてくれただけでときめいてしまった。私もこういう所作が自然とできる人でありたい。

箱を開けた最初の印象は、ちゃちい。あまりにペラペラのプラスチックで失敗の2文字が頭をよぎったが、ひんぱんに動かすものでもないし、何より軽いのはいいことだ。プラス要素のみを考えるようにして気分を持ち直し、組み立て開始。ドライバー不要で30分もかからず組みあがった。表面がつや消しになっているからか、あからさまな安っぽさもなく、まあまあ満足。キャスターも引っ掛かりなく動いている。

引き出し6つ分の細々しい小物を移し替えて早速移動しようとしたら、バギッという異音。ん? さらに動かすとまたバキバキ音がする。入れた中身を全部出し、ひっくり返してキャスターを確認すると、タイヤの軸を固定する箇所がもげていた。いや所定の位置に収めたあとは動かさんけども、初動で壊れるなんて聞いてない。何事も慎重を重ねる国内製であることを信頼しすぎた。4580円が1瞬で無駄になり、失敗が確定した。
 

8/30(水)

◇ショックを引きずっている
何もする気が起きない。
 

8/31(木)

◇「深夜特急1」読了
深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】
作者の沢木さんは現在76歳で、書かれているのが25歳くらいの出来事だから1970年代くらいの話になるのか。人と人との距離が近くて、社会もまだまだ洗練されていない時代の、放浪に近い旅程のあれこれが記録されていた。言葉もわからない異国の地で、ケ・セラ・セラと大胆に行動していく沢木さんの破天荒ぶりがめちゃくちゃ面白い。この本に影響されてバックパッカーになった若者も多くいるのだろうな。私のような守りに入った人間がする杓子定規な旅の参考になりそうなことはこれっぽっちもなかったが、漢字圏では筆談が有効というのは言われてなるほど、確かに字面で何となく意味が通じそう。当時はなかったポケトークがオフラインでも使用できたら、世界中どこに行っても言葉の心配はなくなるんだけどね。
 

9/1(金)

◇「堕天使拷問刑」復刻版予約開始
長らく中古で高値がつけられていた書籍の復刻・重版決定。朝10時、早速楽天で予約購入。もちろんサイン入りだ。10分後くらいに再度ページを見に行ったら売り切れていたから、やはりみんな待ちわびていたのだろう。
item.rakuten.co.jp
サイン入りは何冊くらい用意したのかな、発行までの期間を考えると再販の期待も持てなくはない。通常版もあるが送料550円かかるし、700円プラスして短編「針女」が読める有償版を買ったほうがお得だと思う。
 

9/2(土)

◇サイドデスクを粗大ごみ処理センターへ持ち込み
朝一でしか向かったことのないセンターに10時ころ行ったら、行列せず受付ができた。サイドデスクと細々したプラケース持ち込みで60円。

◇あきらめがつかない女
キャスターが壊れたプラ収納を何とか補修できないかと、プラスチック専用ボンドを購入する。土台と外れてしまったキャスター軸を納める箇所をくっつけようと思ったのだ。
ボンド GPクリヤー 20ml(ブリスターパック) #14372
引き出し自体が引き抜けないため、納めた中身をすべて出す。ひっくり返して該当箇所を確認すると、相応の重さを不安定な姿勢で受け続けた軸部分は完全に歪んでしまっていた。しかも均等でない荷重分散が他のキャスターにも影響を及ぼしており、もはや手の施しようがない状態になっていた。

やけくそでキャスターをひっぱったら、すぽんと抜けた。全部抜いて直置きしたら、何となくもやもやが晴れた。もうこれでいいや。ボンドは仕方ないので壊れたフィギュアパーツの接着で使用した。ABSにも使用できるタイプでよかった。ちなみに、多くの瞬間接着剤はプラスチックで使えない。裏面に書いてある。