「蜜果」の続編決定をakabeko先生のツイートで知る。何だと、いや嬉しいのだが雑誌の購入をガマンするとつい先日決意したばかりなのだが。
実はわたくし作家買いしつつも、先生の作品で抜けたのは「蜜果3巻」が初である。店長の「忘れてた」シーン、ここからの数ページ、まじで抜ける。ここしばらく縁遠くて奥底にしまっていた感情が引っ張り出されたね。あと、レオの恋する表情、イケたね。
警戒しつつもレオに心惹かれていることを店長以外み~んなが知っている状態で読み進めていく3巻。そこまで警戒するほどの大失恋場面が描かれていないからかもしれんが、臆病すぎる店長に正直、イラっとする場面もあった。でも、そこまでまるまる「忘れてた」にたどり着くまでの布石とわかったとき、akabeko先生のBLが読める人生に心から感謝した。akabeko先生の何が好きって、語らないところ、与えすぎないところなんだって再確認した。画面から読み手に届け、という想いが伝わってきて、さらに感動が深まった。
蜜果で言いたいのは、恋愛ドラマ>すけべ ってことなんだよね。あとから無修正版出したらしいけど、そういうことじゃあないと私は思うんだよ。これからも新刊出たら買うし、ずっと応援し続けることが確定した。
つまり密果続編、単話で買います。