母と子
5/9(木)、通勤途中にあるバス停に母親と小さな子どもが立っていた。母の服の裾をつかみ、何かを言いたげに顔を見上げている子ども。母はスマホ画面から目をはなさず、熱心に操作を続けていた。
何かを待つ間、自転車に乗っているときですらスマホ画面から目を離さない人のいる風景が当たり前になった。最も身近な周囲で何が起こっているのかなど興味はなく、遠い世界で起こっていることや仮想世界で生きることを優先しているように思えて、何度見ても慣れることはできない。
婦人科通いひとまず終了
5/11(土)、婦人科の定期検診へ行く。10:30予約で呼ばれたのは11:30だった(定期)。
簡単な問診のち予想もしていなかった内診を告げられ、洗ってこなかったことを訴えたら本当にどうでもいいことという感じで笑われた。毎日何穴(?)も診ている先生にしてみればそうなのだろうが、気持ちの問題なのだよ気持ちの。
結果、卵巣の機能も正常ということがわかり次回の検診は1年後となった。毎日飲んでいた漢方薬も、もう飲まなくてよくなった。足掛け5年、やっと治療がひと段落した実感はあまりない。喜びより毎日飲んでいた薬を絶ったあと身体がどうなるのかの不安のほうが大きい。
発酵あんこ
5/18(土)、ずっと気になっていた発酵あんこ作りにトライした。
最初の工程「あずきをゆでる」は3合炊きの炊飯器だと水が噴き出す可能性があるらしい。普通に鍋でゆでたものの、鍋が小さかったせいか少々硬い仕上がりとなった。
発酵時間中は釜のフタをあけて濡れ布巾をかぶせるのが一般的だが、タイガーの炊飯ジャーは保温が低温、高温と2種類ある。低温だと60度、高音だと73度くらいらしい。温度を測ってみたら中心部で53~55度、釜の付近は58~60度くらいだった。
低温でフタを閉めて保温すること8時間、ちゃんと甘い餡子が出来上がった。諸説あるが、このたび麹を購入した際にもらったリーフレットにも50~60度と記載があったので、60~70度で保温よりは60度以下のほうが安心だと思う。
めちゃくちゃおいしい。けっこう量多いな、と思ったがするする食べられて、あっという間になくなりそう。ネット画像の手本よりびしゃびしゃだったので、低温発酵の場合は水分を少な目にしたほうがいいみたいだ。あずきはやはり餡子としては固め。自分で点数をつけるなら60点、次はもっとうまく作るぞ。
引っ越し
5/20(月)、アパートの住人が引っ越したらしく、郵便受けにテープが貼られていた。休日にやたら階段を往復していたのはこのためか。1年も住んでいないのに、引っ越し費用がもったいないと他人事ながら考えてしまう。
私より前に入居している人は、引っ越す気配などみじんもない。この前に引っ越した人など数か月で出ていったし、アパートには長く住む人と短期の人と2種類しかいないのかもしれない。別々の部屋なのでオカルトな理由はないはず、たぶん。
引っ越しかあ、などと考えつつSUUMOを眺めていたら、以前住んでいた地域に望ましい家賃の空き家があった。内装もリフォームしてあってきれいだ。気になったのは「高齢者歓迎」のタグ。いや好ましいことなのだが、ここまでしないと入居者が集まらないアパートなのカナーとうがった見方をしてしまう。独居老人に何かあったとき対応してくれる保証会社さんてあるのかしら。
くら寿司
5/21(火)、寿司のことを考え始めたら夕飯それ以外ありえなくなった。平日18時前、給料日前で店内は余裕のある雰囲気。でも注文した寿司が届くまでの時間はいつもどおりだった。人員配置も平日仕様なのね。
日の出に負けそう
5/22(水)、16:00起床、16:20に家を出るが、16:30太陽が顔を見せ始める。これ以上早く起きるのは無理だってばよ、日の出時刻早すぎやしませんか。
仕事をして帰ってきて家のことをあれこれしていると21時前に寝るのは正直厳しい。そうすると睡眠不足と言われる6時間のボーダーラインにひっかかることもあるわけで。人通りが少ない道を夜歩くのは怖い気持ちもあり、できれば朝歩きたいところだが、健康のためにどちらを優先するべきかと言えば睡眠だ。
以前、ショートスリーパーを育成する会社を立ち上げた人の動画を見つけたけれど、そこまでしないと活動時間が足りない人は生き方自体を見直したほうがいいと思う。進化の過程で不要な生理として淘汰されなかった以上、睡眠は生命維持において絶対必要な機能でしょ。それを無理して短くして活動時間を長くしたところで死んだらおしまいなのに。
親の認知症
5/25(土)、ネッ友から生存確認の連絡がきた。最近ゲームにログインがないから生きているか心配になったらしい。かくかくしかじか飽きたのだと説明しつつ相手の状況を聞いてみたら、仕事を退職していた。親が認知症になったという。
このところ亡くなる話ばかりでうっかりしていたが、介護という亡くなる以上の問題が急に現実味を帯びてきた。二人とも、いつそうなってもおかしくないお年頃だ。特に父親は仕事を退職してから動かざること山のごとしを日々実践しており、することといえばスマホいじりとTVでの野球観戦。母も話の理解が遅くてイライラすると言っていたし、脳みその退化はすでに始まっているだろう。もし認知症になったら姉と母では手に負えず、施設に入れるとなれば私の財布もアテにされるに違いない。仕事やめたいとか言っている場合じゃないなあ。。。